マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-06

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6日、続伸、米国株の下落に連動して始まるも、もち直して終了

6日、強い労働市場を示す経済指標の結果を受け、FRBの利上げが長期化するとの見方が広がり、NYダウなど主要3指数が揃って1%を超す下落となっていたことが嫌気され、東京市場は反落して始まった。日経平均は小幅安で始まり、25,719円をつけるなど一時101円安となる場面があったが、直ぐに切り返す展開となった。また、為替市場で円安傾向となっていたことや前日に続いて半導体関連株が買われたことが指数を押し上げ、午後に入ると26,034円をつけ213円高となったが、今晩雇用統計が発表されることから取引終了にかけて徐々に上値が重たくなり上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、非鉄金属、電気機器、精密機器など17業種が値上がり。値下がりは、不動産、保険、電気・ガス、その他金融、陸運など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、MONOAITECHNOLOGY(G)が+20.02%、Food&Life Companyが+8.98%と上昇が目立ち、川崎汽船、マイクロ波化学(同)、スマサポ(同)、第一三共などが高かった反面、東京海上HD、日経ダブルインバース、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は25,973円85銭、+153円05銭、TOPIXの終値は1,875.76ポイント、+6.86ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億75百万株、同売買代金2兆5,008億円。
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