マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-04

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4日、米国株安が嫌気され大幅安となり、大発会は2年ぶりの下落

4日、現地3日の米国市場で景気後退懸念がくすぶるなか、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数など主要指数が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は26,000円を割り込んで始まり、その後25,661円をつけるなど一時432円安となる場面があったが、売りが一巡すると安値圏でもち合う展開となった。また午後に入ってからは材料不足で小動きとなるなか、戻りの鈍さが嫌気されて売り物に押されると、結局今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、銀行、保険、証券、商品の3業種のみが値上がり。値下がりは、海運、鉱業、医薬品、電気・ガス、非鉄金属、鉄鋼など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、MONOAITECHNOROGI(G)が前日比+22.56%、マイクロ波化学(G)が同+7.56%と上昇が目立ったほか、三菱UFJFG、みずほFG、日経ダブルインバースなどが高かった。一方値下がりは、日本郵船、商船三井、エーザイ、三井物産などとなっている。日経平均株価の終値は25,716円86銭、-377円64銭、TOPIXの終値は1,868.15ポイント、-23.56ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億44百万株、同売買代金2兆7,628億円。
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