マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-30

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30日、大納会、上昇して始まるもTOPIXは3日続落、日経平均はほぼ変わらずで終了

30日、米国株の反発を好感して始まったが、買いが続かなかった。日経平均は26,200円台を回復して始まり、26,321円をつけるなど一時227円高となる場面があったが、買いが続かず直ぐに上げ幅を縮める展開となった。また、米国市場で長期金利が低下してドルが下落したことが輸出関連株の上値の重石となると、日経平均は徐々に上げ幅を縮め、午後に入ってからはマイナスに転じたが、大納会とあって取引終了間際に売り買いが交錯し、前日比ほぼ変わらずの水準で終えた。一方TOPIXは小幅に3日続落で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、銀行、小売、ガラス・土石など11業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、食料品、その他製品、水産・農林など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アダストリアが+16.96%、gumiが+7.19%と上昇が目立ったほか、フェローテックHD(S)、川崎汽船などが高かった反面、ELEMENTS(G)が-8.01%と下落が目立ち、レーザーテック、リクルートHD、任天堂などが安かった。日経平均株価の終値は26,094円50銭、+0円83銭、TOPIXの終値は1,891.71ポイント、-3.56ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億81百万株、同売買代金2兆1,399億円。
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