マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-29

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29日、大幅続落、ナスダックの年初来安値更新で値がさのハイテク株が売られる

29日、世界的な景気後退懸念に加え米長期金利が上昇したことを受け、ナスダック総合指数が年初来安値を更新して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は265円安で始まり下げ幅を広げる展開になると、26,000円を割り込んで25,953円をつけるなど一時386円安となる場面があった。一方午後に入ると、午前中に売られていたハイテク株に買い戻しが入って日経平均も下げ幅を縮めたが、他のアジア市場がマイナス圏で推移していたことなどが重石となり、続落で終える結果となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、不動産、電気・ガス、精密機器など5業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、海運、ゴム、保険、小売、銀行など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本たばこ産業、MS&AD、川崎汽船、ファーストリテイリング、日本郵船などが安かった反面、マイクロ波化学(G)、gumiの上昇が目立ち、日経ダブルインバース、レーザーテックなどが高かった。日経平均株価の終値は26,093円67銭、-246円83銭、TOPIXの終値は1,895.27ポイント、-13.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億21百万株、同売買代金2兆3,178億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)