マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-28

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28日、3日ぶりの反落、米金利上昇と米国株の下落が嫌気され売られるも下げ渋り

28日、米長期金利が上昇したことが嫌気され、金利に敏感なハイテク株の比率が高いナスダック総合指数やS&P500が反落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まり下げ幅を広げる展開になると、26,199円をつけるなど一時248円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻されて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは材料不足でもみ合いが続いていたが、取引終了にかけて買い戻しが優勢になると、取引開始時の水準まで下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、保険、電気・ガス、鉄鋼、食料品、倉庫・運輸など16業種が値上がり。値下がりは、空運、不動産、海運、証券、商品、情報・通信など16業種、変わらずが紙・パルプのみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ、レーザーテック、村田製作所、川崎汽船などが安かった反面、ELEMENTS(G)が+10.20%、サンクゼールが+6.61%と上昇が目立ち、日本製鉄、資生堂などが高かった。日経平均株価の終値は26,340円50銭、-107円37銭、TOPIXの終値は1,909.02ポイント、-1.13ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億47百万株、同売買代金2兆3,226億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)