マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-23

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23日、米国株の下落と輸出や不動産関連が重石となり大幅反落

23日、米国市場でNYダウのほか、ナスダック総合指数が10月につけた終値ベースの年初来安値を一時下回る場面があるなど、半導体関連株が売られたことが東京市場にも波及し、反落して取引が始まった。日経平均は300円安で始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり、26,106円をつけるなど一時401円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると今度は買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってから215円安まで下げ幅を縮める場面があったが、買いが続かず取引終了にかけて売り物に押されて終えた。そうしたなか業種別では、保険、銀行、電気・ガス、その他金融など5業種が高かった反面、海運、非鉄金属、不動産、機械、精密機器、電気機器、輸送用機器など28業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マイクロ波化学が-20.08%と下落が目立ったほか、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロン、エーザイなどが安かった。一方値上がりは、三菱UFJFG、東京電力HD、日経ダブルインバース、りそなHDなどが高かった。日経平均株価の終値は26,235円25銭、-272円62銭、TOPIXの終値は1,897.94ポイント、―10.23ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億63百万株、同売買代金2兆4,922億円。
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