マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-22

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22日、米国株高と買い戻しで6営業日ぶりの反発となるも円高が重石

22日、日経平均は前日まで1,700円を超す下落幅となっていたことに加え、米国株が景気敏感株を中心に買われ1%を超す大幅高で終えていたことから買い戻しが入り、反発して取引が始まった。日経平均は26,500円台を回復して始まり、26,585円をつけるなど一時197円高となる場面があったが買いが続かず、前日比ほぼ変わらずの水準まで売り物に押される展開となった。一方午後に入ると、他のアジア市場がプラス圏で推移していたことに加え、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことが下支えとなって持ち直したものの、為替市場でドル円が131円70銭台をつけるなど円高が進んでいたことが上値を押さえる格好となり、26,500円台を回復したが伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、不動産、海運、鉱業、銀行、輸送用機器など32業種が値上がり。値下がりは保険のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、東芝の上昇が目立ち、オリエンタルランド、商船三井、三菱UFJFGなどが高かった反面、メルカリ、東京海上HD、レーザーテックなどが安かった。日経平均株価の終値は26,507円87銭、+120円15銭、TOPIXの終値は1,908.17ポイント、+14.85ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億50百万株、同売買代金2兆5,626億円。
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