マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-19

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19日、米国株安やアジア株の下落が売り材料となり3日続落で終了

19日、前週末の米国株が要人発言を嫌気して売られて終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は247円安で始まりその後下げ幅を広げる展開になると、27,165円をつけるなど一時361円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。一方午後に入ると、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響が懸念されている中国で、上海総合指数が1%を超す下落率となっていたことが上値の重石となり、膠着感の強い値動きのまま戻しきれず今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、銀行、紙・パルプ、水産・農林など6業種が値上がり。値下がりは、鉱業、海運、精密機器、輸送用機器、石油・石炭、不動産、医薬品、電気機器など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スカイマーク(G)が+8.07%と上昇が目立ったほか、マイクロ波化学(G)、日経ダブルインバース、三菱UFGFGなどが高かった反面、東芝の下落が目立ち、レーザーテック、ダイキン工業、オリエンタルランド、三菱重工などが安かった。日経平均株価の終値は27,237円64銭、-289円48銭、TOPIXの終値は1,935.41ポイント、-14.80ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億71百万株、同売買代金2兆3,596億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)