マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-14

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14日、続伸、米11月CPIが予想を下回ったことを受け買い先行となるも上値は限定的

14日、注目された米11月CPIが予想を下回ったことを受けNYダウなど米主要株価指数が揃って続伸して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均とTOPIXは小幅高で始まり、その後は一旦売り物に押される場面があったが、売りが一巡すると先物主導で買われ上げ幅を広げる展開となった。また時間外のNYダウ先物がプラス圏で上げ幅を広げるなど、外部環境に買い安心感が広がったこともあって午後には28,195円をつけるなど一時240円高となる場面があった。ただ、FOMCの結果発表を控え上値は限定的となり、取引終了間際に売り物に押され上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、繊維、精密機器、鉱業、非鉄金属、水産・農林など29業種が値上がり。一方値下がりは、空運、陸運、倉庫・運輸、銀行の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東邦チタニウムが⁺8.52%と上昇が目立ち、東レも⁺6.95%となったほか、大阪チタニウム、レーザーテック、信越化学なども高かった反面、三菱自動車、日経ダブルインバース、三菱重工などが安かった。日経平均株価の終値は28,156円21銭、+201円36銭、TOPIXの終値は1,977.42ポイント、+11.74ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億85百万株、同売買代金2兆4,917億円。
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