マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-12

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

12日、反落、前週末の大幅高の反動やイベントの結果待ちで売りに押される

12日、前週末の大幅高の反動や米CPI、FOMCの結果発表を控え様子見ムードが広がるなか、反落して取引が始まった。日経平均は159円安で始まると、取引開始前に下落していた225先物が買い戻されたことを受け下げ幅を縮める展開となった。また、その後も薄商いのなか買い戻しが優勢となり、午後に入ってから35円安まで戻す場面があったが、新型コロナウイルスに関する規制の緩和によって中国国内の感染者数が再び増加するのではないかといった見方が広がり、香港ハンセンや上海総合指数が下落していたことが重石となり、結局戻しきれずに小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他金融、ゴム、輸送用機器など13業種が値上がり。値下がりは、鉄鋼、非鉄金属、卸売、金属製品、繊維、倉庫・運輸など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、gumiが+9.00%と上昇が目立ち、ANYCOLOR(G)、商船三井などが高かった反面、レーザーテック、Food&Life Company、三菱商事などが安かった。日経平均株価の終値は27,842円33銭、-58円68銭、TOPIXの終値は1,957.33ポイント、-4.23ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億21百万株、同売買代金2兆2,238億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)