マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-07

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7日、反落、米国株の下落に加え値がさ株の下落が日経平均を押し下げ

7日、FRBによる金融引き締めが長期化するのではないかといった見方が再燃し、NYダウなど主要指数が揃って大幅に下落して終えていたことが嫌気され、東京市場の売り材料となった。日経平均は215円安で始まり、27,646円をつけるなど一時239円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻され下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、値がさハイテク株の戻りが鈍かったことに加え、時間外のダウ先物が上げ幅を縮めたことや香港ハンセン、上海総合がマイナス圏で推移していたことから取引終了にかけて売りが優勢となり、日経平均、TOPIXともに反落で終えた。そうしたなか業種別では、空運、銀行、電気・ガス、非鉄金属、陸運など16業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、電気機器、機械、ゴム、石油・石炭、海運、精密機器など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、東京エレクトロン、メルカリ、ファーストリテイリングなどが安かった反面、ダブル・スコープ、東邦チタニウムの上昇が目立ち、大阪チタニウム、三井住友FGなどが高かった。日経平均株価の終値は27,686円40銭、-199円47銭、TOPIXの終値は1,948.31ポイント、-1.91ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億45百万株、同売買代金2兆6,361億円。
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