マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-06

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6日、売り先行で始まるも、買い戻しが優勢となり上昇して終了

6日、米経済指標が予想を上回ったことを受け、FRBによる積極的な利上げへの警戒が再燃し、NYダウなど主要指数が大幅安で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は100円超下落して始まり、27,698円をつけるなど一時122円安となる場面があったが、直ぐに買い戻しが優勢となるとしばらくしてプラスに浮上し、そのまま維持した。また、午後に入ってからは午前の高値を上回って推移していたが、取引終了間際の売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、保険、鉄鋼、その他製品、銀行、卸売、電気・ガスなど21業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、精密機器、サービス、石油・石炭、陸運など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村総合研究所の上昇が目立ち、レーザーテック、川崎汽船、三井物産、ファーストリテイリングなどが高かった反面、ANYCOLOR(G)が-11.29%と下落が目立ち、エーザイ、HOYA、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は27,885円87銭、+65円47銭、TOPIXの終値は1,950.22ポイント、+2.32ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億16百万株、同売買代金2兆5,865億円。
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