マーケットコメント


テクニカル分析

2022-12-02

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2日、米国株の下落やドル安で輸出関連株が売られ、大幅反落で取引終了

2日、NYダウとS&P500が下落して終えていたことや、外国為替市場でドルが下落したことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行となり28,000円を割り込んで始まると、先物が下落して下げ幅を広げる展開となった。また、ドル円が売られ135円台前半まで下落したことも輸出関連株の売り材料となって指数を押し下げ、日経平均は27,662円をつけるなど一時563円安となる場面があったが、TOPIXが2%超の下落で午前の取引を終えると、午後に入ってから日銀によるETF買いへの期待もあって下げ渋り、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がりとなり、下落率が大きかったのは、医薬品、不動産、卸売、精密機器、繊維、鉱業、保険などとなった反面、下落率が小さかったのは、電気・ガス、食料品、紙・パルプ、海運、証券、保険などとなっている。全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーエージェント、日経ダブルインバース、レーザーテック、ソフトバンクGの4銘柄が高かった反面、第一三共、日経レバレッジETF、オリンパスなどが安かった。日経平均株価の終値は27,777円90銭、-448円18銭、TOPIXの終値は1,953.98ポイント、-32.48ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億33百万株、同売買代金3兆1,716億円。
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