マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-30

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30日、4日続落、日経平均は28,000円をわずかに割り込み、指数イベントで大商い

30日、週初からの下落の流れが月末で利益を確定しようとする売り物に重なり、東京市場は売り先行となった。日経平均は28,000円を割り込んで始まると下げ幅を広げる展開となり、10時半ごろには一時225円安となる場面があった。一方午後に入ると、他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が上昇していたことに加え、NYダウなど時間外の先物がプラス圏で推移していたことから買い戻しが入り、4日続落となったものの大幅に下げ幅を縮めて今日のほぼ高値で終えた。また大引けでMSCIのリバランスに伴う売買が発生し商いが大きく膨らんだ。そうしたなか業種別では、海運、輸送用機器、鉄鋼、その他製品、医薬品など9業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、小売、精密機器、鉱業、サービス、紙・パルプなど24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、商船三井、エーザイ、日本郵船、三菱重工などが高かった反面、東京海上HD、キーエンス、HOYA、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は27,968円99銭、-58円85銭、TOPIXの終値は1,985.57ポイント、-7.40ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億64百万株、同売買代金4兆1,516億円。
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