マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-29

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29日、3日続落、米国株安やハイテク株の下落が重石となるも午後に下げ渋り

29日、米国市場でNYダウなど3指数が揃って下落して終えていたことや、連日でSOX指数が下落していたことも東京市場の売り材料となった。日経平均は28,000円を割り込んで始まるとともに下げ幅を広げ、27,899円をつけるなど一時262円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻され取引開始時の価格を上回って午前の取引を終えた。また、中国当局がコロナ防疫措置について記者会見を開く予定と伝わったことからアジア株が上昇し、日経平均を売る動きが限定的になると、値動きは小さかったものの取引終了にかけて水準を切り上げ、終値で28,000円を維持した。そうしたなか業種別では、鉱業、空運、非鉄金属、銀行、石油・石炭など10業種が高かった反面、電気・ガス、金属製品、輸送用機器、電気機器、医薬品など20業種が高かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイの下落が目立ち、レーザーテック、キーエンス、SMCなどが安かった反面、マイクロ波化学(G)が+10.06%と上昇が目立ち、ファーストリテイリング、三菱UFJFGなどが高かった。日経平均株価の終値は28,027円84銭、-134円99銭、TOPIXの終値は1,992.97ポイント、-11.34ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億56百万株、同売買代金2兆7,238億円。
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