マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-21

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21日、日経平均は3日ぶりの反発、TOPIXは3日続伸で終了

21日、前週末の米国市場でNYダウなど主要指数が反発して終えていたことが支援材料となり、東京市場は上昇して始まった。日経平均は小幅高で始まり28,007円をつけるなど一時28,000円台を回復する場面があったが、買いが一巡すると売り物に押される展開となりマイナスに沈んだ。また、遅れて始まった他のアジア市場がマイナスで推移すると、日経平均も下げ幅を広げ、27,846円をつけ53円安となって午前の取引を終えた。一方、午後に入ってから買い戻しが優勢になると小幅なプラスに浮上して終え、方向感がなかった。そうしたなか業種別では、海運、卸売、鉄鋼、繊維、電気・ガスなど24業種が値上がり。値下がりは、鉱業、その他製品、紙・パルプ、保険、情報・通信など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マイクロ波化学(G)が⁺9.91%と上昇率が高く、東京海上HD、三菱商事、商船三井などが高かった反面、SOMPOHDが-8.02%と下落が目立ち、第一三共、INPEX、任天堂などが安かった。日経平均株価の終値は27,944円79銭、+45円02銭、TOPIXの終値は1,972.57ポイント、+5.54ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億65百万株、同売買代金2兆4,510億円。
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