マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-16

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

16日、まちまち、取引開始後に下げ幅を広げるも買い戻され28,000円台を回復

16日、米国株が小幅に反発して終えていたものの、早朝にウクライナとロシアを巡る問題でポーランドの地政学リスクが高まったことが伝わっており、取引が始まってすぐに売りが優勢となった。日経平均は先物主導で下げ幅を広げると、27,743円をつけるなど一時247円安となる場面があった。また売りが一巡したあとも27,800円を挟んだもみ合いが続いていたが、午前の取引終了にかけて買い戻され、下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、地政学リスクへの警戒が和らいだことや時間外のダウ先物がプラス圏で推移していたことから買いが入り、日経平均は28,000円台を回復して終えたが、TOPIXは小幅な反落となった。そうしたなか業種別では、鉱業、卸売、倉庫・運輸、その他製品、情報・通信など18業種が値上がり。値下がりは、保険、精密機器、ゴム、証券・商品など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フォエローテックHD(S)、ソシオネクストの上昇が目立ち、三井物産、ソフトバンクG、信越化学などが高かった反面、オリンパス、東京海上HD、ローム、ソニーGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,028円30銭、+38円13銭、TOPIXの終値は1,963.29ポイント、+0.93ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億25百万株、同売買代金3兆5,132億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)