マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-14

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14日、反落、利益確定売りやソフトバンクGの下落で日経平均は28,000円割れ

14日、前週末の大幅高の反動で利益確定が優勢となった。日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安とまちまちで始まったが、その後徐々に売り物が優勢となり下げ幅を広げた。また前週末に業績を発表したソフトバンクGが失望を誘い売り気配となるなか、取引が成立したあとも下げ幅を広げる展開になると、寄与度の大きさから日経平均も下落幅を広げて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも上値の重たい値動きが続いたことに加え、時間外のダウ先物が下落していたことから今晩の米国株に対する警戒が高まり、取引終了にかけて売り物が集まると日経平均、TOPIXともに安値引けとなった。そうしたなか業種別では、化学、ガラス・土石の2業種が値上がり。値下がりは、倉庫・運輸、情報・通信、紙・パルプ、非鉄金属、空運、建設、石油・石炭など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが-12.73%、オリンパスが-10.81%と下落が目立ち、第一三共、東邦チタニウム、KDDIなども安かった反面、値上がりは、マイクロ波化学が+20.45%と値幅制限いっぱいまで買われたほか、ダブル・スコープ、資生堂、エムスリーなどが高かった。日経平均株価の終値は27,963円47銭、-300円10銭、TOPIXの終値は1,956.90ポイント、-20.86ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億60百万株、同売買代金3兆8,284億円。
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