マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-11

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11日、3日ぶりの大幅反発、米CPIが予想を下回り米国株が大幅高したことが買い材料

11日、米10月CPIが予想を下回り、インフレがピークアウトしたとの見方やFRBによる積極的な利上げへの警戒が後退し、NYダウなど3指数が揃って今年最大の上げ幅となっていたことが好感され、東京市場は大幅に反発して取引が始まった。日経平均は422円高で始まり、その後も上げ幅を広げる展開となり、28,329円をつけるなど一時883円高となる場面があった。午前の取引終了前に伸び悩んだが、時間外のダウ先物がプラス圏で推移していたことや他のアジア市場も軒並み上昇していたことから取引終了にかけてもち直し、オプションSQ値を上回って今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、サービス、化学、ゴム、精密機器、機械、金属製品など25業種が値上がり。一方値下がりは、空運、水産・農林、食料品、陸運など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが⁺16.03%、メルカリが⁺11.27%、資生堂が+10.92%、富士フイルムが+10.74%と上昇が目立ち、アドバンテスト、東京エレクトロン、リクルートHDなども高かった反面、テルモ、日経ダブルインバース、NTTなど6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,263円57銭、+817円47銭、TOPIXの終値は1,977.76ポイント、+41.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億43百万株、同売買代金4兆8,749億円。
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