マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-08

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8日、米国株の上昇に加え、値がさのハイテク株が指数を押し上げ続伸して終了

8日、米国株が続伸して終えていたことから前日の上昇の流れが続き、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は上昇して始まると上げ幅を広げる展開となり27,800円台に乗せたあと一旦伸び悩んだが、先物主導で再び上昇に転じるとソフトバンクGや東京エレクトロンなど値がさで日経平均への寄与度が高い銘柄が買われて指数を押し上げ、27,943円をつけるなど一時415円高となる場面があった。午後に入ってからは現地8日に行われる米中間選挙の投開票を控え徐々に上値が重たくなり、上げ幅をわずかに縮めて終えた。また業績発表の結果を受け商いが膨らんだことから売買代金が2営業日ぶりに3兆円台を回復した。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、保険、不動産、化学、繊維など30業種が値上がり。一方値下がりは、空運、その他金融、陸運の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブライトバス・バイオ(G)が⁺22.99%、ヤマハ発動機が+12.82%の上昇が目立ち、東邦チタニウム、レーザーテック、ソフトバンクGなどが高かった反面、レノバが-13.09%と下落が目立ち、オリックス、日経ダブルインバース、三菱商事など6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,872円11銭、+344円47銭、TOPIXの終値は1,957.56ポイント、+23.47ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億44百万株、同売買代金3兆3,323億円。
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