マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-04

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4日、FOMCの結果を受け、米国株が続落したことが重石となり大幅安で終了

4日、FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受け米国株が続落で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は291円安で始まり、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また先物主導で下落が続き、10時半過ぎには27,032円をつけるなど一時631円安となる場面があった。一方午後に入ると、前日まで下落を続けていた香港ハンセン指数が、中国がコロナ対策を緩和するのではないかといった報道を受け大幅な反発となったことや、時間外のダウ先物がプラスで推移していたことから取引終了にかけて買い戻す動きがみられ、大商いとなるなか下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、空運、非鉄金属、卸売、銀行の4業種が値上がり。値下がりは、ガラス・土石、水産・農林、精密機器、海運、金属製品、情報・通信など28業種で、変わらずが鉱業のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ZHDが-14.18%、AGCが-9.33%と、いずれも決算の結果が嫌気されて売られ下落が目立ったほか、資生堂、KDDIなどが安かった反面、大阪チタニウムが+18.05%、三菱自動車が18.01%、東邦チタニウムが+14.88%と上昇が目立ったほか、pluszero(G)、三菱重工、住友商事など高かった。日経平均株価の終値は27,199円74銭、-463円65銭、TOPIXの終値は1,915.40ポイント、+25.06ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億39百万株、同売買代金3兆7,036億円。
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