マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-02

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2日、売り先行で始まるもFOMCを控え売り込む動きは見られず指数はまちまちで終了

2日、FRBの積極的な利上げ継続への警戒が再燃し米国株が下落していたことや、FOMCを控え利益確定と見られる売りが先行して東京市場は始まった。日経平均は小幅安で始まると27,546円をつけるなど一時132円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず直ぐに切り返すと、小幅高まで値を戻して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、日経平均は指数への寄与度が高い銘柄が下落していたことからマイナスに沈んで推移したが、TOPIXは時価総額が大きいセクター上昇していたことが下支えとなって指数を押し上げ、結局日経平均は小幅安、TOPIXは小幅に3日続伸して終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、水産・農林、石油・石炭、食料品、電気機器、卸売など19業種が値上がり。一方値下がりは、精密機器、サービス、化学、電気・ガス、陸運、医薬品、小売など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、パナソニックHDが+9.76%と上昇が目立ち、SUBARU、ソニーG、TDKなどが高かった反面、花王が-8.71%と下落が目立ち、メルカリ、三菱重工、東京エレクトロンなどが安かった。日経平均株価の終値は27,663円39銭、-15円53銭、TOPIXの終値は1,940.46ポイント、+1.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億30百万株、同売買代金3兆3,798億円。
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