マーケットコメント


テクニカル分析

2022-11-01

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1日、小幅続伸、午前は方向感のない値動きとなるも他のアジア株の上昇が支え

1日、前日の大幅高の反動や米国株が揃って反落して終えていたことが重石となり、東京市場は小幅高で始まった。日経平均は取引が始まったあと前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなっていたが、中国財新が発表する製造業PMIが予想をわずかに上回ったことが買い戻しにつながり、小幅高で午前の取引を終えると、午後に入ってからは他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数が上げ幅を広げていたことが買い安心感につながり午前の高値を上回った。その後買いが続かず売り物におされて上げ幅を縮める場面があったが、米先物が上昇していたことが下支えとなってもち直し、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、卸売、鉄鋼、食料品、空運、鉱業、機械、非鉄貴族など21業種が値上がり。一方値下がりは、金属製品、海運、電気・ガス、輸送用機器など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリが+16.97%、ATLAS TECHNOLOGIES(G)が+11.09%と上昇が目立ち、日本たばこ産業、大阪チタニウム、パナソニック、三井物産などが高かった。値下がりは、京セラが-7.49%と下落が目立ち、川崎汽船、トヨタ自動車、日本郵船、村田製作所などが安かった。日経平均株価の終値は27,678円92銭、+91円46銭、TOPIXの終値は1,938.50ポイント、+9.07ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億32百万株、同売買代金3兆1,220億円。
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