マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-31

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31日、3営業日ぶりの大幅反発、日経平均は一時27,600円台を回復、TOPIXは高値引け

31日、業績発表が進むなか大幅な減益への警戒が和らいだことが材料となり、NYダウなど主要3指数が揃って2%を超す大幅高となっていたことが好感され、東京市場も大幅反発で取引が始まった。日経平均は300円程値上がりして始まると水準を切り上げ27,500円に乗せて午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは、他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数に加え、時間外のNYダウ先物が小幅安で推移していたことが重石になって伸び悩む場面があったが、取引終了間際に買いが入り、日経平均は今日のほぼ高値、TOPIXは高値で終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、機械、海運、ゴム、その他製品など31業種が値上がり。値下がりは、ガラス・土石、石油・石炭の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、バンク・オブ・イノベーションが+24.49%と、上昇が目立ったほか、キーエンス、ソフトバンクG、日立などが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、オリエンタルランドの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,587円20銭、+482円26銭、TOPIXの終値は1,929.43ポイント、+30.38ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億28百万株、同売買代金3兆1,853億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)