マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-27

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27日、4営業日ぶりの反落、ナスダックやSP500の下落を受け上値の重たい値動き

27日、マイクロソフトなど米ハイテク企業の業績が失望を誘い売られたことからナスダック総合指数が2%ほど下落していたことに加え、長期金利の上昇が一服してドルが売られる展開となったことが東京市場の売り材料となった。日経平均は小幅安で始まったあとプラスに浮上するなど、100円程の値幅での値動きが続いて午前の取引を終えたが、午後に入ってからは米長期金利の低下やドル安を受け朝方から下落していた銀行株や自動車株の上値が重く指数を押し下げると、取引終了にかけて売り物が優勢となり、結局今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、電気・ガス、石油・石炭、機械、医薬品の5業種が値上がり。値下がりは、銀行、海運、繊維、紙・パルプ、その他金融、食料品など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、上場2日目のATLAS TECHNOLOGIES(G)が前日比+11.65%と上昇が目立ち、ANYCOLOR(G)、ダブル・スコープ、レーザーテックなどが高かった反面、キヤノン、川崎金銭、アサヒGHDの下落が目立ち、みずほFG、日本郵船、三菱UFJFGなども安かった。日経平均株価の終値は27,345円24銭、-86円60銭、TOPIXの終値は1,905.56ポイント、-12.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億78百万株、同売買代金2兆6,894億円。
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