マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-26

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26日、3日続伸、米国株の上昇を受け日経平均は一時27,500円台を回復

26日、米長期金利の低下を受け、ナスダック総合指数が2%を超す上昇率となるなど米主要指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場も上昇して始まった。日経平均は取引開始後に27,500円台に乗せたが、買いが一巡するともち合う展開となった。一方遅れて始まった他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が上げ幅を広げる展開になると、日経平均は27,578円をつけるなど一時327円高となる場面があったが、午後に入ってから利益確定と見られる売り物に押され、3日続伸となったものの上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、サービス、その他金融、精密機器、その他製品など21業種が値上がり。一方値下がりは、海運、陸運、石油・石炭、鉄鋼、ゴムなど12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、バンク・オブ・イノベーション(G)が⁺44.54%と上昇が目立ち、シマノ、エムスリー、エーザイなどが高かった反面、商船三井、川崎汽船、日本郵船、ルネサスエレクトロニクスなどが安かった。日経平均株価の終値は27,431円84銭、+181円56銭、TOPIXの終値は1,918.21ポイント、+11.07ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億44百万株、同売買代金2兆7,070億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)