マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-21

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21日、米長期金利の上昇や時間外の米先物の下落が重石となり続落、27,000円割れ

21日、FRB高官の発言を受け積極的な利上げが継続するとの見方が重石となり、NYダウなど主要指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は続落で始まった。日経平均は27,000円を割り込んで始まり、26,900円前後を安値として午前中は方向感のない値動きが続いたが、午後に入って上値の重たさが嫌気されたことに加え、時間外のナスダック先物がマイナスで推移するなど、今晩の米国市場に対する警戒もあって売り物が優勢となった。また取引終了にかけて午前の安値を下回って、4営業日ぶりに27,000円を割り込んで終えた。TOPIXは安値引けとなっている。そうしたなか業種別では、石油・石炭、海運、鉱業、銀行、電気機器の5業種が値上がり。一方値下がりは陸運、空運、倉庫・運輸、非鉄金属、不動産など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで+4.57%となったほか、ダブル・スコープが+12.29%と上昇が目立ち、ディスコ、ソシオネクスト、東京エレクトロンなどが高かった反面、ダイキン工業、オリエンタルランド、JR東日本、日本航空、ANAHDなどが安かった。日経平均株価の終値は26,890円58銭、-116円38銭、TOPIXの終値は1,881.98ポイント、-13.43ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億26百万株、同売買代金2兆5,950億円。
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