マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-19

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19日、続伸、米国株高が買い材料となり上げ幅を広げるも午後に伸び悩み

19日、決算発表を受け米企業の業績悪化懸念が和らぎ、NYダウなど主要3指数が揃って続伸して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は前日の高値近辺で始まると、一旦売り物に押される場面があったが、米動画配信大手のネットフリックスの契約者数が3四半期ぶりの増加となったと報じられ、時間外のダウ先物が上昇していたことが買い安心感につながると、日経平均は27,371円をつけるなど一時215円高となる場面があった。ただ、午後に入ると他のアジア市場がマイナスに沈んで推移していたことや国内の材料不足から徐々に伸び悩み、取引終了にかけて上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、倉庫・運輸、不動産、情報・通信、繊維など24業種が値上がり。値下がりは、鉱業、その他製品、海運、その他金融など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクG、レーザーテック、ファーストリテイリングなどが高かった反面、シマノ、メルカリ、オリエンタルランドなどが安かった。日経平均株価の終値は27,257円38銭、+101円24銭、TOPIXの終値は1,905.06ポイント、+3.62ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億57百万株、同売買代金2兆3,727億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)