itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

18日、米国株の大幅反発を好感して東京市場は窓をあけて上昇して始まった。日経平均は下向きの25日移動平均線を上回って始まり、一時下向きの200日移動平均線に接近する場面があったが、買いが続かず伸び悩むと、25日移動平均線を下回って上げ幅を縮めた。一方午後に入ると、買い戻しが優勢となって持ち直し、下ヒゲ陰線を形成すると同時に25日移動平均線を上回って終えた。また、TOPIXと日経500も窓をあけて上昇して始まり、TOPIXは下向きの25日移動平均線に接近する場面があったが、買いが続かなかったことから25日移動平均線に届かずに押し返されると、午前の取引終了にかけて日経平均と同様に上げ幅を縮めたが、取引終了にかけてもち直し下ヒゲ陰線を形成して終えた。日経500も同様に下ヒゲ陰線を形成して終えている。明日以降、日経平均が25日移動平均線上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）