マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-17

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17日、大幅反落、米株安に連動して売られるも米先物の上昇で下げ渋って終了

17日、10月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表され結果が予想を上回ったことや、消費者の予想インフレ率が上昇したことが材料視され、米長期金利が上昇したことからNYダウなど主要3指数が揃って大幅反落となった。またこの下落が嫌気され東京市場の売り材料となった。日経平均は305円安で始まり、その後売り物に押されて26,649円をつけるなど一時441円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となって下げ幅を縮めた。ただ午後に入ってから時間外の米先物がプラスに浮上して推移していたにもかかわらず薄商いで戻しは限定的となり、再び27,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、空運、陸運の3業種のみが値上がり。値下がりは、卸売、鉱業、医薬品、保険、化学、その他金融、精密機器、サービスなど30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船が+6.61%と上昇が目立ち、商船三井、三菱UFJFG、日経ダブルインバースなどが高かった反面、SHIFT、第一三共、メルカリ、信越化学などが安かった。日経平均株価の終値は26,775円79銭、-314円97銭、TOPIXの終値は1,879.56ポイント、-18.63ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億57百万株、同売買代金2兆4,239億円。
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