マーケットコメント


テクニカル分析

2022-10-03

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3日、大幅反発、先物主導で取引終了前に水準を切り上げるも商いは先週末比減少

3日、前週末の米国株の下落や前週末の東京市場の下落の流れが続き、東京市場は大幅続落で始まり、日経平均25,621円をつけるなど一時316円安となる場面があったが、売りが一巡すると先物主導で急速に安値を切り上げる展開となった。また、プラスに浮上して午前の取引を終えたあと、午後に入ってからは材料不足で26,100円前後の値動きとなっていたが、時間外のダウ先物がプラスに浮上して買われると国内でも先物が取引終了にかけて買われて指数を押し上げ、日経平均は286円高となりそのまま今日のほぼ高値で終えた。ただ商いは3兆円には届かず、先週末よりも減少した。そうしたなか業種別では、海運、輸送用機器、鉱業、石油・石炭、ゴム、金属製品、機械など21業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、小売、水産・農林、陸運など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船、商船三井、ダブル・スコープ、川崎汽船、アドバンテスト、東京エレクトロンなどが高かった反面、エーザイ、JR東日本、日経ダブルインバース、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は26,215円79銭、+278円58銭、TOPIXの終値は1,847.58ポイント、+11.64ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億69百万株、同売買代金2兆9,121億円。
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