マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-26

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26日、大幅安で3日続落、連休中の米国株の下落が嫌気され全面安で終了

26日、FRBによる大幅な利上げの継続が意識され、NYダウが年初来安値を更新して終えていたことなどが嫌気され、3連休明けの東京市場は売り先行で始まった。日経平均は27,000円を割り込んで374円安で始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことに加え、他のアジア市場も下落していたことが重石になると、日銀によるETF買いの気配が見られなかったことから午後に入ってさらに下げ幅を広げる展開になり、日経平均は26,424円をつけて729円安となり、今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。下落率が大きかったのは、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、卸売、繊維、保険などだった反面、下落率が小さかったのは、小売、食料品、陸運、水産・農林などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ダブル・スコープが-14.90%、INPEXが-9.87%と下落が目立ち、三菱重工、三菱商事、日経レバレッジETFなどが安かった。一方値上がりは、日経ダブルインバース、NTT、KDDIなど4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,431円55銭、-722円28銭、TOPIXの終値は1,864.28ポイント、-51.84ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億26百万株、同売買代金3兆3,420億円。
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