マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-22

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22日、続落、日経平均は一時27,000円割り込むも下げ渋って終了

22日、注目された米FOMCで予想通り0.75%の利上げが発表されたものの、金利の先行き見通しが年末までに4%を超えると示されたことが嫌気され、NYダウは乱高下したあと結局大幅続落で終える結果となった。また、この米国株の下落が嫌気され日経平均は259円安で始まると、しばらくもち合いが続いていたものの徐々に売り物に押される展開となり、27,000円を割り込んで26,955円をつけるなど一時357円安となる場面があった。ただ、27,000円を割り込んだ場面では、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え売り込む動きは見られず、買い戻されて午前の取引を終えると、昼休み中に日銀が大規模緩和の現状維持を決定したと伝わったことから午後に入って徐々に下げ幅を縮め、今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では陸運、輸送用機器、空運、卸売など12業種が値上がり。値下がりは、海運、保険、繊維、サービス、銀行など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ、トヨタ自動車、日経ダブルインバースなどが高かった反面、川崎汽船、リクルートHD、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は27,153円83銭、-159円30銭、TOPIXの終値は1,916.12ポイント、-4.68ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億44百万株、同売買代金2兆6,518億円。
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