マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-21

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21日、大幅反落、米国株の下落やFOMCの結果発表を控え売り物に押される

21日、FOMCの結果発表を前に米長期金利が上昇したことを嫌気し、米国株が下落していたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まり、しばらくもみ合いを続けたあと上値の重たさから徐々に売り圧力が強まり、下げ幅を広げる展開となった。日経平均は28,297円をつけるなど一時390円安となる場面があったが、午後に入ってからは買い戻しが優勢となって下げ幅を縮めたものの、他のアジア市場が軟調に推移していたことや、時間外のダウ先物が下げ幅を広げていたことなどが警戒につながり、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では海運、保険、石油・石炭、鉄鋼の4業種が値上がり。一方値下がりは、輸送用機器、ガラス・土石、空運、医薬品、卸売、電気・ガスなど29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバース、川崎汽船、日本郵船、商船三井、東京海上HDなどが高かった反面、ダイキン工業、第一三共、日立、三井物産、トヨタ自動車などが安かった。日経平均株価の終値は27,313円13銭、-375円29銭、TOPIXの終値は1,920.80ポイント、-26.47ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億68百万株、同売買代金2兆4,719億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)