マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-16

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16日、大幅反落、米国株の下落や3連休前でポジション調整の売りに押される

16日、米国株が反落するなか、ナスダック総合指数が1%を超す下落率となるなどハイテク株が下落した流れが東京市場にも広がった。日経平均は売り先行となり244円安で始まるとさらに下げ幅を広げ、27,525円をつけるなど一時350円安となる場面があった。その後売りが一巡すると買い戻されて下げ幅を縮めたものの、27,600円が上値の壁になると時間外のNYダウ先物が小幅安で推移していたことや、明日から3連休に入ることもあって様子見ムードが広がり、戻し切れずに今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では銀行、電気・ガス、保険、不動産など10業種が値上がり。値下がりは、海運、鉱業、電気機器、その他製品、機械、化学など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ダブル・スコープが-16.78%と下落が目立ち、メルカリ、川崎汽船、レーザーテックなどが安かった。一方値上がりは、日経ダブルインバース、みずほFG、三菱UFJFG、三井不動産などとなっている。日経平均株価の終値は27,567円65銭、-308円26銭、TOPIXの終値は1,938.56ポイント、-11.87ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億17百万株、同売買代金3兆4,047億円。
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