マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-09

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9日、買い先行で始まり続伸して終えるも、SQ値を下回って終了

9日、米国株の上昇やメジャーSQだったことも手伝って、前日の上昇の流れが続く形で始まった。日経平均は139円高で始まり、そのあとに上げ幅を広げると28,286円をつけるなど一時220円高となる場面があったが、SQに関連する売買が成立すると直ぐに上値が重たくなって26円高まで上げ幅を縮める場面があった。ただ売り込む動きは見られず、もち直して午前の取引を終えると、午後に入ってからは28,200円台を維持して終えたが、SQ値(28,253円40銭)を下回った。そうしたなか、業種別では、海運、電気・ガス、不動産、鉱業、サービスなど26業種が値上がり。値下がりは、空運、ゴム、精密機器、陸運など7業種。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバ、ダブル・スコープの上昇が目立ち、日本郵船、塩野義製薬、川崎汽船などが高かった反面、日経ダブルインバース、HOYA、ダイキン工業などが安かった。日経平均株価の終値は28,214円75銭、+149円47銭、TOPIXの終値は1,965.53ポイント、+7.91ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億24百万株、同売買代金3兆1,436億円。
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