マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-08

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8日、大幅反発、米国株高や週末のSQを意識した先物買いが入り大幅高で終了

8日、米長期金利の上昇が一服したことを受け、金利に敏感な成長株が多いナスダック総合指数やNYダウなどが上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は302円高で始まり、東京市場でも精密機器や電気機器など値がさのハイテク株が買われ、指数を押し上げて午前の取引を終えると、午後に入ってからは明日行われるオプションや先物の清算値を決めるSQが意識され、先物主導で買い優勢が続き、8月31日以来となる28,000円台を回復して終える結果となった。そうしたなか業種別では精密機器、空運、医薬品、電気機器、化学、機械、海運など32業種が高かった反面、鉱業のみが下落となった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバが+8.40%と上昇が目立ったほか、日経レバレッジETFや、キーエンス、NTTなど高かった反面、日経ダブルインバース、INPEXの2銘柄のみが値下がりとなっている。日経平均株価の終値は28,065円28銭、+634円98銭、TOPIXの終値は1,954.62ポイント、+41.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億07百万株、同売買代金2兆9,818億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)