マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-06

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6日、まちまち、日経平均は小幅高で5営業日ぶりの反発、TOPIXは5日続落で終了

6日、米国市場が休場だったことから手掛かり材料不足となり、先物主導による値動きが目立つ一日となった。日経平均は小幅な反発で始まった後すぐにマイナスに沈んで61円安となったが、ここで先物が買われてプラスに浮上するとそのまま上げ幅を広げる展開となり、27,813円をつけるなど一時194円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると急激に上げ幅を縮めて再びマイナスに沈むなど、先物に振り回される格好となった。一方午後に入ると50円程の値幅の狭いレンジでの値動きに変わり、日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安で5日続落となった。時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたが、東京市場への影響は限定的だった。そうしたなか業種別では、精密機器、鉄鋼、非鉄金属、医薬品、繊維など13業種が値上がり。一方値下がりはサービス、海運、空運、電気・ガス、紙・パルプなど20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバ、ダブル・スコープ、KAIZENPLATFORM(G)などの上昇が目立ち、HOYA、三菱重工などが高かった反面、プレイド(G)、オリエンタルランド、メルカリの下落が目立ち、SMC、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は27,626円51銭、+6円90銭、TOPIXの終値は1,926.58ポイント、-2.21ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億50百万株、同売買代金2兆1,250億円。
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