マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-05

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5日、小幅に4日続落、方向感のない値動きとなり売買代金2兆円割れ

5日、前週末の米国株が下落して終えていたことや今晩のNY市場が休場となることもあって売り先行で始まったあと、方向感のない値動きとなった。日経平均は取引が始まってから下げ幅を広げ27,511円をつけるなど一時139円安となる場面があったが、売りが一巡すると下げ幅を縮める展開となった。また中国財新が発表した8月のサービス業PMIが前回の結果を下回ったものの予想を上回ったことが伝わると、さらに下げ幅を縮める展開となった。また午後にはプラスに浮上する場面があったが買いが続かず、取引終了にかけてマイナスに沈むと結局小幅安で終え、売買代金は4月18日以来の低水準で2兆円を割り込んだ。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉄鋼、鉱業、機械、サービスなど14業種が値上がり。一方値下がりは、陸運、空運、輸送用機器、水産・農林、食料品、不動産など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、クルーズ(S)が値幅制限いっぱいまで買われ+18.70%と上昇が目立ったほか、ネクソン、リクルートHD、三菱重工などが高かった反面、値下がりはデンソー、ホンダ、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は27,619円61銭、-31円23銭、TOPIXの終値は1,928.79ポイント、-1.38ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億11百万株、同売買代金1兆9,985億円。
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