マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-02

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2日、3日続落、反発して始まるも買いが続かずTOPIXは一時200日MAを下回る

2日、NYダウが5営業日ぶりに反発したことや日経平均、TOPIXともに200日移動平均線に接近して終えていたこともあって、買い先行で始まった。日経平均は100円程反発して始まったものの、下向きに変化したボリンジャーバンドの-1σが上値の抵抗になると、買いが続かずマイナスに転じた。また、前日の安値を一時下回る場面があったが、米雇用統計の発表を控え売り込む動きは見られず、小動きとなるなか200日移動平均線に接近して終えた。一方TOPIXも反発して始まったあと、買いが続かずマイナスに転じると下向きの200日移動平均線を下回るとともに上向きの75日移動平均線に接近する場面があったが、午前の取引終了前に買い戻されて終えると、午後に入ってからも買い戻しが続いたあと200日移動平均線上を回復して小動きとなり、そのまま200日移動平均線上を維持して終えた。そうしたなか、日経500は寄付きが高値になるとマイナスに転じて下げ幅を広げ、8月の取引時間中の安値を割り込んで終えた。3指数ともに上値の重たい展開が続いており、日経平均とTOPIXが200日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)