マーケットコメント


テクニカル分析

2022-09-01

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

1日、大幅続落、日経平均は一時500円超の下落幅となるも下げ渋って終了

1日、クリーブランド連銀のメスター総裁が講演で、来年の利下げを否定したことやインフレ抑制に向けた利上げを継続すると発言したことから、NYダウなど主要指数が4日続落で終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は28,000円を割り込んで始まり、下げ幅を広げる展開となるなか、中国の財新が発表する8月のPMIが予想を下回る結果となったことも相場の重石となった。午後に入ってからも時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたことから、買い戻す動きは限定的となって売り圧力が継続すると、日経平均は27,589円をつけるなど一時501円安となる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋り、今日の安値圏で終える結果となっている。そうしたなか業種別では建設のみが値上がり。値下がりは、海運、卸売、鉱業、石油・石炭、保険、電気機器、輸送用機器など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、積水ハウス、日経ダブルインバース、日本製鉄が高かった反面、デンソー、アドバンテスト、三菱商事、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は27,661円47銭、-430円06銭、TOPIXの終値は1,935.49ポイント、-27.67ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億00百万株、同売買代金2兆7,170億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)