マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-30

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30日、大幅反発、先物主導で株価が切り上がり28,000円台を回復して終了

30日、NY市場は小幅な続落で終えていたものの、前日の大幅下落の反動で東京市場は反発して始まった。日経平均は28,000円台を回復して始まると、一旦売り物に押されて上げ幅を縮め28,000円を割り込む場面があったが売り込む動きは見られず、切り返して上げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからも時間外のNYダウ先物がプラス圏で上げ幅を広げていたことが買い安心感につながると、日経平均は28,233円をつけ354円高となり、そのまま高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が大きかったのは、鉱業、石油・石炭、陸運、卸売、情報・通信などだった反面、上昇率が小さかったのは、ゴム、銀行、紙・パルプ、金属製品、証券、商品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本電気、三菱重工、INPEX、JR東日本などが高かった反面、値下がり、日経ダブルインバースほかETF2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は28,195円58銭、+316円62銭、TOPIXの終値は1,968.38ポイント、+24.28ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億98百万株、同売買代金2兆4,563億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)