マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-26

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26日、続伸、日経平均は一時300円高となるもFRB議長の講演を控え伸び悩み

26日、米長期金利の低下を受け、日経平均との連動性が高いとされるナスダック総合指数やNYダウなど米主要指数が大幅高で終えていたことが好感され、東京市場は続伸して取引が始まった。日経平均は28,600円台に乗せて始まったあと、28,792円をつけるなど一時313円高となる場面があったが、買いが一巡すると高値圏でもち合ったまま午前の取引を終えた。一方午後に入ってからはパウエルFRB議長の講演を控え、タカ派発言への警戒やポジション調整と見られる売り物に押され徐々に上げ幅を縮める展開となり、取引開始時の株価を下回る場面があったが、終了間際の買い物に押し上げられ続伸して終えた。そうしたなか業種別では、繊維、機械、非鉄金属、鉄鋼、空運など18業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、サービス、鉱業、医薬品、証券、商品など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ、小松製作所、東京エレクトロン、ダイキン工業などが高かった反面、リクルートHD、ダブル・スコープ、日経ダブルインバース、INPEXなどが安かった。日経平均株価の終値は28,641円38銭、+162円37銭、TOPIXの終値は1,979.59ポイント、+2.99ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億55百万株、同売買代金2兆0548億円。
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