マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-25

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

25日、買い戻しや米国株の反発が下支えとなり、日経平均は6日ぶりの反発

25日、日経平均は6営業日ぶり、TOPIXは4営業日ぶりの反発となった。東京市場は、前日まで下落が続いていたことの反動に加え、NYダウなど米主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが買い材料となった。日経平均は小幅高で始まったあと薄商いのなか買い戻しが優勢になると、時間外のNYダウ先物や他のアジア市場がプラス圏で推移していたことが買い安心感につながり、上げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも買いが継続し、日経平均は28,534円をつけるなど一時221円高となる場面があったが、週末にパウエルFRB議長の講演を控え、タカ派発言への警戒から戻り売りに押され、上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、医薬品、保険、金属製品、その他製品など28業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、小売、ゴムなど5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムが+9.57%と上昇が目立ったほか、第一三共、ダブル・スコープなどが高かった反面、値下がりは、日本電産、日経ダブルインバース、東京電力HDなどとなっている。日経平均株価の終値は28,479円01銭、+165円54銭、TOPIXの終値は1,976.60ポイント、+9.42ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億06百万株、同売買代金2兆0222億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)