マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-23

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

23日、米長期金利の上昇や米株安を受け、日経平均は4日続落、TOPIXは続落で終了

23日、週末のジャクソンホールでの講演で、パウエルFRB議長が利上げに積極的な姿勢を示すのではないかといった見方が広がり、米長期金利が3%台に乗せて終えていたことが嫌気され、NYダウなど主要指数が揃って下落したことが東京市場の売り材料となった。日経平均は4日続落で始まり、そのまま下げ幅を広げる展開になると、28,395円をつけるなど一時399円安となる場面があったが、売りが一巡するとその後は安値圏でもみ合う展開となった。また午後に入ってからは小動きとなり、膠着感の強い値動きとなるなか、時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移したことに加え、香港ハンセンや上海総合などマイナスで推移していたこともあって戻りが鈍く、今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、鉱業、海運、水産・農林など8業種が値上がり。一方値下がりは、電気機器、輸送用機器、ゴム、金属製品、機械、その他製品など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アイスタイルが-11.22%と下落が目立ち、ソニーG、キーエンス、エムスリー、ソフトバンクGなどが安かった反面、日本航空、ダブル・スコープ、日経ダブルインバース、INPEXなどが高かった。日経平均株価の終値は28,452円75銭、-341円75銭、TOPIXの終値は1,971.44ポイント、-21.15ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億74百万株、同売買代金2兆3,244億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)