マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-22

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22日、下落、米国株安が嫌気され、日経平均は3日続落、TOPIXは反落

22日、FRB高官のタカ派発言や米長期金利の上昇が嫌気され、NYダウなど主要指数が揃って下落して終えていたことが売り材料となった。日経平均は下落して始まり、28,586円をつけるなど一時343円安となる場面があったが、しばらく安値圏でのもみ合いが続いたあと、中国人民銀行が政策金利を3.65%に引き下げると伝わったことがきっかけとなって買い戻しが入り、日経平均は124円安まで下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。ただ、午後に入ってからは時間外のダウ先物がマイナス圏で推移していたことや、上海総合は小幅高だったものの香港ハンセンが小幅安となるなど、他のアジア市場がまちまちだったことが重石となって膠着感の強い値動きとなり3日続落で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、医薬品、保険など16業種が値上がり。一方値下がりは、電気機器、非鉄金属、証券、商品、サービス、機械など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ、レノバ、東京エレクトロン、ファナック、ダイキン工業などが安かった反面、INPEX、第一三共、三菱商事、HOYAなどが高かった。日経平均株価の終値は28,794円50銭、-135円83銭、TOPIXの終値は1,992.59ポイント、-1.93ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億20百万株、同売買代金2兆1,255億円。
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