マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-16

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16日、日経平均、TOPIXともに3日ぶりの反落で商いも減少して終了

16日、前日までの上昇スピードに対する警戒から、東京市場は利益確定売りが優勢で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと下げ幅を広げる展開となり、28,752円をつけるなど一時118円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となり56円高まで上昇した。一方、午前の高値と安値をつけたあとは小動きとなり、午後に入ってからは前日の終値を挟んだ狭いレンジでの値動きとなり、商いが減少するなか膠着感が強まり小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、空運、サービス、精密機器、紙・パルプなど12業種が値上がり。一方値下がりは、海運、石油・石炭、鉱業、非鉄金属、保険など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、商船三井、日本郵船、川崎汽船、ソフトバンクGなどが安かった反面、イーディービー(G)が+18.06%、ダブル・スコープが+9.38%と上昇が目立ち、レノバ、エムスリー、メルカリなどが高かった。日経平均株価の終値は28,868円91銭、-2円87銭、TOPIXの終値は1,981.96ポイント、-3.00ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億69百万株、同売買代金2兆4,062億円。
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