マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、大幅続伸、米株高が好感され、東京市場も消費関連が買われ大幅高で終了

15日、米7月輸入物価指数がマイナス予想をさらに上回る低下になったことやミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回る改善となったことを受け、米国市場で消費関連株が買われた流れが東京市場にも広がった。日経平均は76円高で始まったあと先物主導で買い優勢が続き、283円高で午前の取引を終えた。また午後に入ってからも他のアジア市場や時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたにもかかわらず、昼休み中の先物が上昇していたことから、取引開始早々に28,897円をつけるなど一時29,000円に迫る場面があったが、現物株の商いが減少したため上値が重くなり、高値圏でのもち合いを形成して終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、精密機器、ゴム、空運、化学、小売りなど20業種が値上がり。値下がりは、海運、鉱業、陸運、サービスなど13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共が+14.52%、ダブル・スコープが+12.73%、パンパシフィックHDが+11.48%、フェローテックHD(S)が+10.22%と上昇が目立ったほか、ソフトバンクG、メルカリなども高かった。一方値下がりは、三井松島HD、川崎汽船、リクルートHD、日本郵船などとなっている。日経平均株価の終値は28,871円78銭、+324円80銭、TOPIXの終値は1,984.96ポイント、+11.78ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億94百万株、同売買代金2兆5,601億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)