マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-10

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10日、先物主導で売られ、日経平均、TOPIXともに続落となるも下げ渋り

10日、NYダウやナスダックの下げが重石となった。東京市場は小幅安で始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり、27,729円をつけるなど一時270円安となる場面があった。また、午後に入ると米7月CPIの発表を今晩に控え様子見ムードが広がったことに加え、明日が休場となるなか時間外のナスダック先物などがマイナス圏で推移していたことも重石になり、27,800円を挟んだ上値の重たい値動きが続いたあと、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、石油・石炭、紙・パルプ、非鉄金属など17業種が値上がり。一方値下がりは、空運、電気機器、精密機器、鉱業、サービス、金属製品、保険など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが連日のトップで-3.48%となったほか、ダブル・スコープ、三井松島HD、メルカリの下落が目立った反面、住友林業、レノバ、マツダの上昇が目立った。日経平均株価の終値は27,819円33銭、-180円63銭、TOPIXの終値は1,933.65ポイント、-3.37ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億55百万株、同売買代金2兆5,809億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)