マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-09

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9日、日経平均は5営業日ぶりの反落、TOPIXは3営業日ぶりの反落

9日、大幅な赤字や減益を発表したソフトバンクGと東京エレクトロンが売られ、指数を押し下げた。朝方は日経平均が小幅安、TOPIXは小幅高とまちまちで始まったが、直ぐに売り物に押される展開となった。また、日経平均はソフトバンクGと東京エレクトロンの下げ幅が広がると、28,000円を割り込んだ。午後に入ってからもこの2銘柄が下げ幅を拡大したことが指数を押し下げ、日経平均は27,966円をつけるなど一時282円安となる場面があった。取引終了にかけて下げ幅を縮める場面があったが、まとまった売り物に押され、結局28,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、繊維、鉱業、石油・石炭、海運、空運など11業種が値上がり。一方値下がりは、情報・通信、電気機器、銀行、ゴム、卸売、輸送用機器など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トレンドマイクロが+13.49%と上昇が目立ったほか、商船三井、INPEX、ファーストリテイリングなど高かった反面、HOUSEI(G)が-13.29%、メルカリー9.29%、東京エレクトロン-8.25%、ソフトバンクG-7.02%と下落が目立った。日経平均株価の終値は27,999円96銭、-249円28銭、TOPIXの終値は1,937.02ポイント、-14.39ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億25百万株、同売買代金2兆8,774億円。
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